運が向いてくる様にする為の必然【三木利章コラムvol8】

運が向いてくる様にする為の必然【三木利章コラムvol8】

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先日に、三木が依頼して頂き担当しているリガールJPジュニアユースを興国高校サッカー部の内野監督にクリニックをして頂きました。毎年スペインにも行かれており、現代サッカーのトップレベルで求められるモノ・コト。スペインのU13年代やそれよりも下のカテゴリーでも、どんなモノ・コトを求められどんなサッカーをしているのか!などをお話して頂きながら素晴らしいクリニックをして頂きました。

可能性のある選手はいましたか?

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その後に、内野監督にあえて浅はかな質問だと理解している上でお聞きしました。『色々な意味で可能性がある選手はいましたか?』と。下記が内野先生の回答です。

■勿論まだまだ分からないけど現時点として可能性を感じる選手は結構いた!

■これからの様々な意味での肉体的な要素は分からないから。遺伝もあるし、各自の努力も必要!

■そして『運も必要』です!

勝利の神様は細部に宿る

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三木が注目したのは『運も必要』という言葉です。

運と聞くと偶発的な感じがしますが、そうではないと思います。運が向いてくる様にする為の必然が必要。 結局それが『勝利の神様は細部に宿る』という言葉に集約されている気がします。

リガール開始当初は『絶対、毎日リフティングの自主練しよう!』と思っていた自分が3週間後の現在『自主練したのは・・・何日前やったかな・・・』なんて選手が沢山いるでしょう。でも良いんです。それに伴う現実を受け入れるのも自分自身ですから。

■自主練しなければ苦手は克服できない!

■仲間とコミュニケーションをとれなければ、なかなか認知されない!

■チームの仕事や仲間に対しての事は無関心な選手は信頼・信用されない!

また、選手の人間性とサッカーでやっているプレーには本当にその人そのモノが出ています。

■ ボールを取られても取り返さない → 『責任感』が薄い

■自分のプレーだけで仲間のプレーに対してサポートしたり関わったりしない → 『思いやり』が薄い

■自分の好きな事や得意な事だけに一生懸命になる → 『自分勝手』な傾向がる

と置き換えるかもしれません。それらはサッカーのプレーだけでなく、日常のトレーニングの中での、会話・準備、片付け、人間関係…色々な部分から感じ取る事も出来ます。またサッカーのプレーに置いても、ドリブルが凄い得意だからといってそればっかりをやり、取られても取り返さない・仲間にパスも全く出さないというのは

『個性』とは言いません。『わがまま』です。

「want to」と「have to」

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そうしたい(want to) と思っていないのに、やらばければいけない(have to) とパスをしたところで殆どがパスミスとなる。シュートシーンの時に周りから『打て~!』なんて言葉が耳に入り、自分のタイミングじゃないのにシュートしてしまってノーゴールってシーンや、消極的でチームメイトに『パス!』って呼ばれたら思わず出しちゃってパスが繋がらない…なんて事もよくある話ではないでしょうか?

サッカーでのミスや失敗(この2つも違うモノと自分は捉えている)を、その選手の技術的な部分での上手い・下手が要因で片付けられている事が多くありますが、そうではなく人間性やその他の部分に起因するところも沢山あると思うんです。リフティングやコーンドリブルは得意なのに試合では技術が発揮出来ないとかもありますし、真面目な選手は堅実で運動量も取れるがアイディアや意外性あるプレーは難しく、要領よくてずる賢い選手はその真逆だったり。長所・短所がストロングポイントになる時もウィークポイントになる事もある。 性格・人間性・長男か次男か…なども要因になっていると思います。

それぞれ様々な考え方や捉え方があり賛否両論もあって当然ですが、自分的には『個性は基本の上に成り立つ』 という言葉 + 『やるべき事をやって、好きな事をやる!』 というのが、自分的に頭に持っているイメージです。やるべき事とやらなければいけない(have to)事は矛盾している部分はありますが違うと解釈しています。ルールを遵守すると強制するは違うと思いますから。

運でなく奇跡という言葉もありますが、それさえもやはり裏付けされた今までがあり、それに相応しかったのではないか?偶発的に見えるが本質のところでは必然であったと言えるのではないか?と自分的には思います。真面目に黙々と一生懸命やる!という意味だけでなく『運』が向いてくる・引き寄せてくる・・・そんな自分や選手やチームになっていける様にやっていきたいものです!

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  • 三木利章
  • 大阪YMCA社会体育専門学校 卒業後、約20年間 少年サッカーの指導に携わる。2009年〜2015年まで兵庫県 ACアスロン監督を勤める。現在は、プロコーチとして新たなキャリアの道へ。『リガール ドリスク』サッカースクールを開催している。(http://ligar-football.com/)

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