
U-12専属プロフィジカルコーチ鎌田氏が、前回は【ゴール型ゲームによる年代別の特性(魅力)について(小学3、4年生編)】のコラムを掲載しました。今回のコラムでは【ゴール型ゲームによる年代別の特性(魅力)について(小学5、6年生編)】をお伝えしていきます。
ボール運動系には大きく分けて『ゴール型ゲーム』、『ネット型ゲーム』、『ベースボール型ゲーム』の3つで構成されています。今回は『ゴール型ゲーム』に焦点を絞って、【ゴール型ゲームの特性(魅力)】を年代に応じてお伝えしていきます。年齢が上がるにつれて、ゲームの魅力は少しずつ変化・進化していきます。特性を理解し、ゴール型ゲームが好きな子供達をたくさん増やしていきましょう。『ゴール型ゲーム』の中にはサッカー、ハンドボール、バスケットボールがあります。
参考文献『小学校 学習指導要領』
【ゴール型ゲームによる年代別の特性(魅力)について(小学3、4年生編)】
(1)小1~小2:『ボールゲーム・鬼遊び』の特性(魅力)について
(2)小3~小4:『ゴール型ゲーム』の特性(魅力)について
(3)小5~小6:『ゴールゲーム』の特性(魅力)について
大切なのは競争することに楽しさや喜びを味わうこと!

小学5、6年生では、攻撃側プレーヤー数が守備側プレーヤー数を上回る状態をつくり出したり、守備側のプレーを制限したりすることにより、攻撃しやすく、また得点が入りやすくなるような簡易化されたゲームができる年代です。この年代でおススメのスポーツは、攻守が入り交じって競い合う「フットサル」と「バスケットボール」です
ゲームでは、コート内で攻守が入り交じり、手や足などを使って攻防を組み立て、一定時間内に得点を競い合うことを課題とします。また子供達の習熟度や人数、運動能力に応じて、ルールや作戦を工夫して、集団対集団の攻防によって競争することに楽しさや喜びを味わえるように働きかけましょう。現代では外遊びが減少してきていますので、子供達同士で話し合いの時間を設け、独自のルールを設定させたり、チームの特徴に応じた作戦を立てさせたりすることはとても重要です。
強豪の小学生サッカーチームでは、以前バスケットボールの練習を週1で行っていると聞きました。バスケットボールでは空間認知が高まるだけでなく、3次元での戦術が実践できたり、少人数での攻防が繰り広げられたり、ボディコンタクトも楽しみながら行えます。フットサルも同様に、数的有利や数的不利での攻守を楽しみながら、学び合うことができます。特に、球技の醍醐味である【得点の喜び】は、すべての子供達に味わわせることが、今後スポーツを続けていく上で大切です。
小学5、6年生では、色んな「ゴールゲーム」をたくさんして、仲間とともに協力し、競争することの楽しさや喜びを味わわせながら、サッカーにつなげていきましょう!
ポジショニングの重要性

最後に、2018年4月より『ボールを止める』『ボールを蹴る』に特化したクラス【ポゼッションクラス】を開設しました。試合でトラップやパスがうまくいかない子達を助け、試合でも自信をもってトラップやパスができるよう、良いポジショニングがとれるようトレーニングしていくことを目的にしています。
最近ではGKの足元の技術もとても重要視されてきていますので、GKの子供達も大募集です。【無料体験】は毎週金曜日18時から行っています。参加希望の方は体験申し込みから必要事項を入力し、コメント欄へ参加日をご記入ください。お待ちしております。
国分寺キッズアカデミー・ポゼッションクラス開設
対象:小学4年生~小学6年生
会場:フットサルパライーゾ国分寺 (国分寺駅徒歩8分)
定員:残り8名
ホームページ)
http://kokubunji-kidsacademy.com/pss_class/index.html
【国分寺キッズアカデミー 無料体験申し込みフォーム】
http://kokubunji-kidsacademy.com/ex_app/index.html
U-12専属プロフィジカルコーチ
鎌田 豊
役職)
・国分寺キッズアカデミー代表
・ワセダJFC代表兼監督
・国分寺市サッカー協会 技術部副部長
・東京都少年サッカー連盟10ブロック 技術部トレセンコーチ
資格)
・日本サッカー協会公認A級U-12コーチライセンス
・アジアサッカー連盟フィットネスライセンス Level1 (アジア初公認フィジカルコーチライセンス)
・認定スプリントコーチ(2018年度見込み)